よくあるご質問

よくあるご質問

Q1.外国人技能実習生って日本語は話せるのですか?

入国したばかりの実習生の日本語レベルは自己紹介ができ、簡単な日常会話ができます。来日1年後、相手の言うことを理解できて、自分の意思も自由に伝えられるようになります。2年目以降は企業の指導員と後輩実習生の通訳を務める子も結構います。

当組合では、入国前・入国後を合わせ6ヶ月間おおよそ1000時間の日本語教育を行っております。受入企業と協力し、作業場写真や工具写真などを事前に実習生に渡し来日する前の段階において既に作業名や工具名を覚えてきていることなど、入国前の日本語研修プログラムの中に様々な取り組みを行っております。

また、企業様に配属後は、日本語検定対策講座の開催や、無料教室の紹介など、実習生が日本語を学びやすい環境作りを心掛け、日本語能力試験に参加してN3以上を合格した実習生に対し奨励金制度を設け技能実習生勉強意欲を高めるよういろんな工夫を実施しています。

Q2.うちの会社の作業は難しくて技能実習生がなかなか習得できないのではないか?

大手自動車メーカーや、精密ロボットの部品を手掛ける有名企業など非常に高度な技術を持った企業でも当組合が支援する技能実習生を受け入れ、非常に高い評価を頂いています。

某大手自動車メーカーの例だと、入社8か月の実習生がすでに同期入社している日本人より技術を身に着けています。

なぜなら彼らの仕事に対しての熱意がなかなかのもので、昭和初期の日本人を彷彿させます。

Q3.技能実習1号と2号、3号の違いは?

入国1年目の技能実習生は「技能実習1号」というビザをもって活動し、技能実習2号はその後の2年目・3年目の期間をさします。

さらに4年目と5年目になると、「技能実習3号」のビザをもって日本で仕事及び生活をします

Q4.技能実習生の住まいは?

技能実習生の住まいに関し、受入企業が社員寮を持っている場合、社員寮に住ませます。無ければ、民間アパートを借り上げ、実習生に提供します。

家賃と光熱費に関しては実習生に実費請求できます。ただし、住居の大きさですが、寝室が1人当たり4.8m²以上を確保しなければなりません。

Q5.企業と技能実習生との連絡方法は?

企業によって様々ですが、当組合として技能実習生一組につき、1台の子供携帯を渡すよう勧めております。

技能実習指導員の電話番号など3つまで登録でき、なおかつ技能実習生の電話の無駄遣いも防ぐことができます。

Q6.技能実習生はどうやって家族と連絡するの?

今、開発途上国もスマートフォンが普及し始め、ほとんどの技能実習生がスマホを持っています。家族とFaceBookやLineの会話アプリを使いコミュニケーションを取っています。

技能実習生が企業に配属した後、必ず宿舎にWIーFI環境を作ってあげてください。費用等は技能実習生に実費請求できます。

Q7.受入企業が注意するべきことは?

技能実習生と言えども、日本人の正社員と同じように社会保険・労働保険は必ず加入してください。未だに時給300円、400円で技能実習生を使っている企業があり、新聞沙汰になっている事例も少なくありません。

この技能実習生制度を長く使うためにも、受入企業は法定通りの基本賃金を支払い、残業が発生した場合、労働基準法に従って割増賃金をきちんと計算してあげる必要があります。

Q8.技能実習生に昇給、諸手当やボーナスなどは?

基本的に技能実習生に対し諸手当やボーナスの支給は必要がないものの、1年も立てば、積極的に頑張っている姿がものすごく目に入るので、現在2年目から昇給したり、手当やボーナスを支給する企業が増えています。

また、技能実習生を5年間も使いたい企業に関し、1年ごとに5%ずつ昇給する必要があります。

Q9.「不正行為」とは?

技能実習生に対する不適正な取り扱いは全て「不正行為」。 不正行為が発覚した場合、技能実習生の帰国や、新規実習生の受け入れ禁止といった措置がとられます。

詳細につては外国人技能実習機構のホームページをご覧ください。

Q10.技能実習生が病気になった場合はどうすれば?

実習生が病気になった場合、社会保険が適用されますので、一旦、貴社で治療に要した費用を立て替えていただきます。

その後、当組合の全実習生が加入している実習生総合保険を使い、当組合の方で保険請求し、立替分は、実習生総合保険によって全額返還されます。

Q11.技能実習生は家族の呼び寄せや一時帰国はできるのですか?

家族の呼び寄せはできません。一時帰国については技能実習生の家族の不幸などがあった場合、諸事情を検討した上で認めております。

Q12.技能実習生の賃金支払いはどうすればいいですか?

技能実習生の賃金支払いに関し、現金手渡しと口座振り込み、二つの方法があります。現金手渡しはトラブルが多いため、当組合として口座振り込みを勧めています。

また、技能実習生を企業へ配属する際、当組合の職員が実習生を銀行まで連れて行き、口座の開設を行います。今、銀行が外国人の口座開設に対し厳しく審査しているため、できれば御社と取引のある銀行支店でお願いしたいと思います。